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家事、掃除をした

・洗濯

・食器洗い

・スポンジ、ふきんの漂白

・レンジの掃除

・洗面台を拭き上げる

・ごみをまとめる

・床にコロコロ、クイックルワイパーをかける

 

これを終えたら15:00くらいになってた

 

そのあと早稲田松竹に行って『マリア・ブラウンの結婚』を見た

 

二本立てだったけど一本見て帰ってきてしまった

 

九段下で乗り換えて高田馬場まで行ったら、どっちも大学時代によく行ってた場所だからか、なんか気分が落ち込んだ

 

別に嫌な思い出があるわけじゃないけどただ虚無な日々を過ごしてたなって思うとなんか苦しくなってしまう

もっとこうしておけば良かったとか考えても何の意味もないのに

 

前から気になってた映画だったから見に行ったけど、

映画自体そんなに面白いと思えなくて、隣の人がいちいちわざとらしく声を出して笑っていて

ああ、こういう雰囲気だったなって

大学時代をいろいろ思い出して本当にうんざりした

 

誰か、何かを責めてるんじゃなく自分を責めてる

 

みんなプライドが高くて

俺は賢いんだっていうのを誇示していて

こぞって難しい本読んだり映画見たりして

 

世間的にはそこまで価値のないところで、狭いコミュニティの中の価値観で競っていた

 

もちろん、世間的にそこまで価値が認められていないからといって哲学とか芸術とかが無価値だというわけではない

ただ、大学卒業して世間に出たとき自分の価値が見いだせなくて路頭に迷うことになる

 

要領がいい人は、別の価値観も持っていて、資格を取ったりとか実用的なスキルを身に着けたりとかしてたんだろうけど

ばかなことに私は大学院行ける人や出版社・新聞社に就職できる人はいいなって

うまくいってそうな人をただ羨んでた

進路が決まらなくて最終的には現実逃避していた

 

一人で難しい本を読んでるんだということだけで何とかアイデンティティを保っていた

価値観がそれしかなかったから

 

もっと視野を広く持っていればよかったと後悔してしまう

なんて虚栄心が強くて傷つくのをおそれて閉じこもっていたんだろうって

まだ大学時代のことを考えると苦い気持ちになる

 

私にはこれがあるから大丈夫って思えるものを作ったほうがいい

 

今は一つもない